でじこについて

 日記中で、「あなたが、でじこに出会った時期と、第一印象は?」とアンケートを募集しましたら、幾人かの方にご協力いただけました(現在も募集しております)。

 まず、本文中で「ゲーマーズの方針は当たり、今となっては、でじこは普通に萌えキャラとして受け取られるようになった」と書きましたが、id:ysanoさんからご指摘がありました。

Web上のファンサイトの傾向や、同人誌の量を考えても、普通の萌え度数的にはうさだが圧倒的であることは明白です。そして、でじこ萌えはいまだに自嘲のままなのがほとんどだと思います。』

 確かにその通りだと思います。ご指摘ありがとうございました。

 またysanoさんを含む、他の方の発言に共通していたのが、でじこが毒舌キャラだというのを印象づけたのは、アニメ版の影響が大きい、という認識でした。これについては、俺も同意します。

 逆に言うと、もしアニメ直前まで、でじこが純真な萌えキャラとして受け止められていたとしたなら、でじこの性格は、東氏の言うように「市場の期待に応えるかたちで集団的かつ匿名的に作られ」たのではなく、はっきりとした意図を持って、送り手から受け手に提供された、ということになるでしょう。

 もちろん最初にでじこが登場した4コマの「げまげま」などで、でじこは最初から、毒舌キャラとして設定されていたのは、先に書いた通りです。「げまげま」から入った人は少ないですし、「げまげま」のでじこ絵と、グッズ、CM等の、でじこ絵は、意図して違うタッチで描かれているというのも、忘れてはいけないでしょう。