2004-08-01から1ヶ月間の記事一覧

気になる点

上記は、何度も書いている通り、このへんは、完全に誤解かもしれません。 ただ、俺という一人の門外漢が、これまで何度か「腐女子」に対して、卑屈という印象を受けた時がありました。 その時に感じた内実は、おおむね上記のようなものでありましたというこ…

約束事から道徳律へ

以上、荒い分析でした。 もちろん、他にも理由があるだろうし、また、いちいち理由を意識する必要もないでしょう。 で、これはまぁ、余計な危惧、あるいは偏見かもしれませんが、やおい好き二次創作のコミュニティの間で、主に3番の方向が暴走する時がある…

二次創作やおいを隠す理由

二次創作やおいについて消極的になる理由について、俺が見た限りでは、以下の3つの理由があります。それぞれについて。1.自分の読む作品を守るため。 前に出て騒ぐことにより、元の作品に悪影響を与えてしまうことがある。 例えば「腐女子が読むもの」と…

二次創作やおい好き女子に、堂々としてほしいと思うこと

伊藤剛氏の話はさておき、外部から見た無責任な印象として、二次創作やおい好き女子の態度が、時折、歯がゆく感じられることがある。以下、それに関する疑問などを書きつづってみた。 望月は、二次創作やおい好き女子の世界には、それほど詳しくないので、外…

主題を変えたかったので日を繰り上げ(2004/08/20です)。

伊藤剛氏は、どこまで天然か

ここからは、どうやら、この人は、筆が滑ったとかいうんでなくて、本気で、こういう人なんだな、と確信するに至る話。 ただ、ぼくはぼくで、微妙に挑発的な言辞を取ることがあるし、ひとの泣き所を見つけるとつついてみたくなるという悪いクセがあります。あ…

伊藤剛氏の発言は、どこが気持ち悪かったか

たしかに、腐女子的な視線に対する、男子オタのホモフォビアにもとづく反発はあるだろう。だが、彼らは弱く、臆病なだけなのだ。自分が誰かの欲望の対象になること(もっといえば、愛されること)が怖くて仕方がないのだ。だから、あまり気にすることはない…

さらに地雷を踏む。日記の主旨とは外れるが、あきれ果てたので。

一連の腐女子語りについて思う事柄。

http://d.hatena.ne.jp/emifuwa/20040731 周りの腐女子語りに関して、ちょっと根本的な疑問があります。些細と言えば些細なことなんですが。 えー「腐女子」という言葉。 俺は、これって、謙譲語だと理解していました。 つまり、外に対しては遠慮を、内輪に…

少し地雷を踏んでみる。

奈須きのこ、優遇されてる?

僕は基本的には『ファウスト』を応援しているし、はっきり言って小説誌でまともに読んでいるのはこの雑誌しかないのですが、上記の点で、第三号の目次予定にはどうしようもない違和感を覚えています。 波状言論12号 僕は今号の「ファウスト」の編集方針、具…

奈須きのこ罵倒

で、奈須きのこだ。 僕は今号の「ファウスト」の編集方針、具体的には、ライトノベルとゲームが融合した新しい小説の可能性を奈須きのこに代表させる方針に強い違和感を感じている。 それはひとことで言えば、奈須の作品に、「物語を語ることへの戸惑い」が…

勝利宣言

僕は昨年9月号のこのコラムで、「ファウスト」創刊を取り上げた。僕はそのとき、これからは、アニメがオタク的想像力の中心を占める時代は終わり、ライトノベルとゲームの交差点にある新しいタイプの小説がその位置を占めることになるのではないか、と記し…

奈須きのことか

今月のゲーラボ、お題は、奈須きのこ叩き。メルマガでやるのも、相当のもんだと思っていたが、まさか商業誌コラムでやるとは思わなかった。開いた口がふさがらない。・メルマガでの奈須きのこの言及は、こちら参照。 http://d.hatena.ne.jp/motidukisigeru/2…

コミケは行ったけど、Hakagixはスルー。書店売り待ち。

森川氏のオタク理論は、オタクの個室(いわゆる魔窟と呼ばれるタイプ)を精神分析しようというものだ。 それに関し、前回の記事では、オタクの部屋にモノがあふれるのは、オタクがモノをたくさん買いたがり、触れたがるという物理的必要性が、まずある、と、…

森川嘉一郎の各種発言が、わりと「いい加減にしろよテメェは」レベルに達している。 まずは、こちらを見てもらいたい。 http://www.jpf.go.jp/venezia-biennale/otaku/j/aethetics.html (前略:萌えについて普通に説明すると、相手にされない)脂ぎったオタ…

ライトノベルを批評するわけ

後半では、東浩紀はライトノベルへの野望を語る。 ラノベに最近、脚光が当たり、それによって、コンテンツビジネスが台頭する。結果、ラノベのコンテンツビジネス=ディズニーランド化に、馴染まない部分が切り捨てられる。 だから、それをすくい上げる批評…

なぜメタフィクションを批評するのか

対談の後編は、なぜ、東浩紀がメタフィクション(だけ)を批評するのかについての質疑応答。 東:あまり僕の話はしたくないんですが、一言で言えば、形式に対して自覚的でありながら、にもかかわらず内容=物語を作れる、という行為に興味があるからですね。…