2005-01-01から1ヶ月間の記事一覧

記号操作について、その3

今回の望月さんの文章を読んでいて解ったのだが、ぼくと望月さんで共通の見解があるにも関わらず、議論の展開の過程でズレが生じ、それが対立に見え、議論があらぬ方向に向かっている部分があるため、一度、時間を取って熟考し、望月さんの文章に対して、ぼ…

記号操作について、その2

http://d.hatena.ne.jp/hhosono/20050122#p1 マンガについて考える時、以前にも言及しましたが、それこそ手塚治虫がマンガ記号論を提唱しているように、表象そのものとしてのマンガにおける象徴的記号性は多くの人に指摘されています。ぼくはその文脈で「記…

記号操作について

http://d.hatena.ne.jp/hhosono/20050122#p1 ぼくがOTAKU文化における記号操作として言いたかったのは、OTAKU文化は主として視覚的な記号の操作を他のジャンルに比べてきわめてラディカルに実践しているということです。 (中略) それに「萌え要…

引き続き、細野さんにいただいた記事についてである。 http://d.hatena.ne.jp/hhosono/20050120#p2 ぼくの書き方が適切でなかったことによるものですが、上記の文章ではOTAKU文化≒ハッカー・カルチャーであることと、東さんによるある種のハッキングに…

細野さんにいただいた記事についてである。 http://d.hatena.ne.jp/hhosono/20050119#p1 http://d.hatena.ne.jp/hhosono/20050120#p1 おそらく、東さんは社会や文化に対する大雑把な見取り図を作り、そこに新たなネットワークを付け加えるという戦略、つまり…

12月号のメタリアルクリティーク。今回は、HajouHakagixこと、「美少女ゲームの臨界点」について。 東の語るところによると、「美少女ゲームの臨界点」の目的は、 美少女ゲーム全体をサーベイすることよりも、まずは「美少女ゲーム」に歴史を見いだすことの…

さて、細野さん(id:hhosono)のところで、望月の議論への批判が始まっています。http://d.hatena.ne.jp/hhosono/20041223#p2 まだ、議論の整理の段階なので、読んでますよ、ということぐらいなのですが、一点。 この中で、ぼくは点は3つめの、東浩紀の批判者…

ぼちぼちはじめます

波状言論の購読費が切れて、なんとなく止まってましたが、冬コミも終わったことだし、ぼちぼち再開しようかと。