森川嘉一郎の「建築のオルターナティヴ」は、代替療法Alternative Medicine)を枕に、「オルターナティヴ」という概念の広がりについて。「建築」は、次回以降。

 仲俣暁生のリレーコラムは、出版業界の不況と、ネットを初めとする新たな流通回路の立ち上がりについて。前回に続き、「この人にしてこのテーマ」というとこは申し分ないのだが、だからこそ、もう少し続きを読みたい気にさせられる。
 メルマガの一記事ということで字幅が限られているとすると、このコラムは外部情報へのガイドとして位置づけたほうがいいかもしれない。ぶっちゃけ、もうちょい、自サイト、自記事の宣伝、他サイトの紹介みたいな感じにしたほうがいいのかなぁとか思う。とはいえ、読み応えのある記事だったことに変わりはない。

 さて、有料配信第一号、色々書いてきたが、これだけ楽しめるメルマガは数少ない。この日記をチェックしている諸氏であれば、1号150円(+諸々の手数料)を遥かに越える価値があるのは確か。一読をお勧めする次第である。
あ、はてなポイントで送信する時は、私の轍を踏まないように、しっかりと金額をチェックしてから銀行に行きましょう。