面白さの生産
howさんの議論から一旦整理。
まず前提としてオタクの定義というのは沢山あり、一つに決める必要はありません。以下は、望月による個人的なオタクの定義、理想です。賛成、反対意見があればいただけると嬉しいです。
- オタクは、面白い作品に価値を見いだす。
- 1より、面白い作品を作ることはオタクにとって望ましいことである。
- 面白い作品を作るには労力が必要なので、それに敬意を払うのが望ましいことである。
- 敬意を払わず、面白い作品が増える機会、人物を潰すことは、望ましくないことである。
面白い作品を楽しむと同時に、そういう作品が出続ける環境を維持したい。そのために、例えば作り手にきちんと金が落ちてほしい、と考える。それは、今の時代オタクが自分を律する基準の一つであると思います。
- 2'.作品の中から新たな面白さを見いだすことはオタクにとって望ましいことである。
- 3'.2’には労力が必要なので、それに敬意を払うのが望ましいことである。
- 4'.2’の機会、人物を潰すことは、望ましくないことである。
情報が氾濫する中で、「この作品が面白い」と見いだす人とか「この作品はこう読むと面白い」という視点を提供してくれる人は貴重です。作品が一次情報とすれば、そういう二次情報も重要だし、そういう提供者も尊重する。それもオタクとして大切なことかと。
- 2''.作品の面白さを共有することはオタクにとって望ましいことである。
- 3''.2''には労力が必要なので、それに敬意を払うのが望ましいことである。
- 4''.敬意を払わず、2’’の機会、人物を潰すことは、望ましくないことである。
直接の情報提供者ではなくても、情報交換の場を作って維持してくれている人もいます。例えば2chであるなら、スレのまとめサイトを管理してくれる人。それはそれで重要な仕事です。ひいては2chそれ自体の管理者も。もちろん、はてなも、そうした場の一つです。2'とかぶりますが、ニュース系サイトの管理者等もそうでしょう。
そういう場の提供者にも敬意を払い、迷惑をかけないようにする、というのも忘れてはいけないこと。
以上を護ることで、オタクである望月は、より快適なオタクライフを送れると信じています。
また、オタと自認する人々の中で、同様の考えを持ってる人も多いと考えています。