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……いや申し込みに手間取った。
せっかくなので、はてなポイントで申し込もうとしたのだが、これが間違いの始まりだった。
購読料が3000円なので、素直に3000円分を、はてなポイントの口座に入金した。
さて、はてなポイントを3000ポイント移動……と思ったら、できない。
※送信後の残高が300ポイントを下回る場合は、送信できません。
※ポイント送信時には、5%の手数料が必要です。
こういう項目があったのですな。つまり、3000円払って、使用できるポイントは、(100+3000−300)/1.05=2666円。
しゃぁないので、8ヶ月分だけ購入してきました。
東氏は、12/18の日記で、以下のように書いている。
もし、はてなポイントを経済的な基盤とした、ネットとコミケを横断した新しい言論空間=出版空間が立ち上がり、そこに次ぎ次ぎとライターやクリエイターが参入してくるとすれば……そこには、文化的な地域貨幣とでもいったものが立ち上がることになるはずです。
はてなポイントの送信でミスをしたから言うわけだが、これは見当違いの文章であろう。
「はてなポイント」を単なる少額決済サービスとして使っている限り、問題になるのは効率・機能だけである。その場合、手数料がより少なく、手続きがより簡単なシステム(まず間違いなく大手)が生き残ることになるだろう*1。
はてなポイントを「地域貨幣」として立ち上げるなら、単なる金銭ではなく、それ以外の「価値」が、存在しなくてはならない。卑近なところでは、はてなダイアリー使用者向けのサービス(料金割引、おまけ記事etc....)から始まって、ダイアリーコミュニティの中から、うまいフィードバックが得るような仕組みを作ることが重要である。
個人的には、東氏および「波状言論」に、その嚆矢となって欲しい。