森川嘉一郎の各種発言が、わりと「いい加減にしろよテメェは」レベルに達している。
 まずは、こちらを見てもらいたい。
http://www.jpf.go.jp/venezia-biennale/otaku/j/aethetics.html

(前略:萌えについて普通に説明すると、相手にされない)脂ぎったオタクがブヒブヒいいながら、ロリコン誌に見入っている姿が想起されるのだろう。「そんな恥ずかしいものを海外で展示するのか」、と言いたげな表現をされる。
しかしこれは、説明のしかたの問題なのだ。「これまで海外に紹介されてきた日本の特有の美意識というと『ワビ』とか『サビ』だが、目下海外から注目を集めている概念が『萌え』だ」、という言い方をすると、相手の反応がまるで違ったものになる。自分の無知を恥じ、教えを求めるかのような相づちになってくる。そして、ぜひ立派に展示して欲しいという期待まで寄せてくれるのだ。展示の製作進行にとって、これは重要だ。

 上記はファウストの「ワビ・サビ・萌え」より引用。
 いや、恥ずかしいものを海外に展示してる、という理解のほうが正確だし。海外で注目されてないし。それ、単なるペテンだし。

 まぁ、「展示の製作進行にとって」重要なのは間違いない。森川氏のやってることは、イベントをブチ挙げることで、その他はどうでもよさそうに見える。がまぁ、オタクの一人としては、こんなくくりは、噴飯物である、と、主張しておこう。