2004-03-29から1日間の記事一覧

佐藤がギャルゲー運動について述べている箇所を見てみよう。 したがって私たちはとりあえずの結論を簡潔に述べよう。九〇年代後半以降に生まれたギャルゲープレイヤーは孤独な存在である。ゲームプレイの一部始終は個人的なレベルに属するからだ。しかし本論…

さて、佐藤の「現代ファンタジー」は、もう一度引用すると、以下のようなものである。 こうした「ジャンル崩壊以降のジャンル」を特徴づける世界観を、私たちは広い意味で「現代ファンタジー」と呼んで構わないだろう。そこではもう異世界/現実世界という二…

日常/非日常

まず基本的なところから。 前回の記事のコメント欄では「日常/非日常」という単語が濫用されて話がこんがらがったので、きちんと分けてみよう。*1 日常、非日常と言った場合、まず、世界設定、風景としての「日常/非日常」がある。この場合、日常は、現代…

「ギャルゲー運動]

マルセルさんに、色々まとめていただいて、感謝。前の書き込みで、いくつか言葉が足りてないところがありましたので、改めてまとめてみます。