2004-07-22から1日間の記事一覧

その3 メディアミックス戦略の偽善的拡大

いちばん気になるのがここ。 東の論拠は以下の通り。・「イノセンス」はオタ向けマニアック作品であるのに、一般に向けて宣伝された。 ・「スチームボーイ」は、大友作品なのに、中身空っぽのダメ作品となってしまった。 ・コンテンツビジネスがどうこういっ…

その2 国家的威信

モノ作りで負けて来て、コンピュータソフトとかでもまずいんで、日本は、コンテンツビジネスに色気を出してるらしい。 オタクのコンテンツを、日本の国際的なプレゼンスを高めるために使う動きは、いまや政策レベルで動き始めている。 のだそうだ。 ほうそう…

その1:世代的な混乱

人気のある作品について、「第1世代、第2世代」に受けた作品と、「第3世代」に受けた作品が、いっしょくたになっている。そのままだとブームが方向性を見失う、だそうだ。 何度も書いているが、このへん、一番、見失ってるのは東浩紀なので、どうでもいい…

オタクバブルって?

東は、例えばポケモンのような大衆・子供向け作品ではなく、 マイナーでマニアックな作品群、つまりは「オタク」のコンテンツが、そのまま社会的認知を受け始めているように見えるのである。 と語る。 いや、受けてないって。 メディアミックスやらコンテン…

クリエーターを「保護」すること

今回は、オタクバブルへの不安について。