2003-01-01から1年間の記事一覧

前書きによれば、本書は、オタクと一般層の間の橋渡しをして、風通しをよくするために書かれたそうである。 まず、そこに危惧がある。本書は書名の通り「ポストモダン」を通じて、そのへんの説明をするものである。 普通の人はポストモダンについてよく知ら…

では改めて

無論、日記の内容自体は、東氏を喜ばせるつもりもなければ、付き合ってもらうためにあるわけでもない。 では分析を続けていこう。

移転に際して、謝罪

東氏の9/9の日記より。 まあ、予想どおりというかなんというか、攻撃サイトも現れてきたみたいだし、日記の更新もそろそろ潮時かも。「東浩紀が嫌いな日記」(id:azumagakirai)とか作られて喜ぶほど、僕も能天気じゃないし、あまりそういうノリには付き合っ…

付記

東氏の9月4日の日記のコメントに、上記記事に関する言及があり。 ただ、『キャラクター小説の作り方』における大塚氏の批判は、正確には、TRPGそのものというより、TRPGのリプレイを下敷きにして作られたキャラクター小説に向けられています。僕はそこは同…

ファウストvol.1 メタリアル・フィクションの誕生

上に加えて、「ライターとして下手」というのも付け加えておこう。これ、金取って読ませる文章じゃない。 文章の枕は、大塚英志の「キャラクター小説の作り方」。 大塚英志は、ゲームのライトノベルへの影響を悪い方へ考えている。 このゲームというのはTRPG…

この日記について

この日記は、東浩紀の文章を読んで、それはあんまりだ、と思う点が多いことを前提に書かれている。 哲学に限らず、学問において、難しいことを厳密に説明しようとする時、難しくなってしまうのは当然のことだ。 啓蒙書を書く場合は、どこを本質と捉えて、ど…